こんにちは!takeruです○
質問が来ました。
「寝る前にポジションを持っていると怖くてなかなか眠れず睡眠不足になります、それでも自分の決済ルールが崩れていない以上寝てしまった方がいいのでしょうか?」
結論としてはご自身の決済ルールが崩れていない以上は持ち続ける方が長い目で見ると勝率もトータルpips数も多くなります。
ですが、8時間見れないという「寝ること」自体がリスクでもありますので、寝る時用のルールを作ってしまうのもありです。
それでは詳しく見ていきましょう!
寝ること自体がリスク
人によって睡眠時間に差はあれどおおよそ6〜8時間はチャートを見れないわけです。
それ自体がリスクと捉えることもできます。
実際に日跨ぎでポジションを持って100pips窓開けをくらって大負けした、という知人も知っています。
じゃあオーバーナイトは悪なのか?と言われるとそうではありません。
どう対処するかが一番重要です。
本当に寝てる時間は危ないのか?理屈を理解する
日本時間の25時〜8時というのは、欧州圏も夜に差し掛かり、米国でもあらかたの経済指標発表を終え材料を出し尽くした時間です。
相場を主に引っ張る勢力はほぼ米国だけになってしまいますから、そもそもめちゃくちゃ荒れる様な時間ではないわけです。
つまり相場の反対意見が少なくいきなり逆噴射することは少ないということです。
私の感覚ではNY時間は一度方向が決まると一方向に動きやすいという特徴があります。
ここでは直近7日しか検証していないのでご自身でも検証してみてください。
日本人は流動性のある全ての時間帯に参加できるのでFXがかなりやりやすく恵まれた国だと言えますね。
逆にいうと25時以降は市場参加者が減り材料も出尽くした状態ですから、一方向にチャートが動きやすいとも言えます。
4時間日足といった上位足の優位性が出ていれば尚更そのテクニカル方向に朝まで伸びることが非常に多いです。
そのため私は、週跨ぎこそあまりしないものの、オーバーナイトをすることには全く抵抗がないんですね。
この理屈を知っているだけでもニューヨーク後半の時間「日本人が寝ている時間が危ない」「睡眠不足になる」という意識から「一方向に動きやすいから実はチャンスなのでは?」と意識を少しづつ変えることができると思います。
オーバーナイトの対処法
私のトレードスタイルは平均保有時間15時間程度の長めのデイトレです。
そのためオーバーナイトする機会も結構あります。
そんな中でも毎回必ずオーバーナイトをするというわけではなく、やはり環境認識が大事になってきます。
寝る時には私自身のルールがありそれに沿って持つか決済するか判断します。
- case.1日足の強い節目がある
- case.2日足直撃エリア
- case.34時間が明確についてくるかわからない
- case.4夜中に強い経済指標がある
- case.5波動が5波目以降
まとめ
寝るということ自体がリスクであり、FXは一発の負けで取り返しのつかない状態を引き起こしてしまうこともあります、だからこそリスクとわかっている時は極力リスクを取らない戦略を考える必要があります。
- 日足の節目がある
寝る前に決済ルールを1段階落としてせめて半分は決済しておく - 日足の直撃エリア
寝る前に反発したら全て決済しておく - 4時間足がついてくるか明確でない
4時間の転換ラインを抜けなかったら5分足で全決済、抜けたかどうか判断がつかない時は半分残して半分5分決済 - 寝てる間に強い経済指標がある
無理せず全決済or強気相場なら半分はいつも通り15分安値にトレールして就寝 - 環境足5波目以降は気をつける
私の場合は4時間足が5波目以降で就寝までに決着が付かなかった場合、さらに上位足のトレンドや節目にもよりますが、半分は5分ダウ崩れで切り半分は15分ダウ崩れまで持つのなどの戦略を立てます、その時の相場環境によって変わります。
未来はどう頑張ってもわからない以上、現在現れているテクニカルからリスクを読み取り対処するしかありません。
真の投資家というのは極力リスクを取らないスタンスを持っている人のことです。
FXが投機か投資か?という問題ではないということを覚えておいて欲しいと思います。
資金が増えれば尚更リスクを取らない戦略が輝き始めますので一貫性のある戦略を立てて感情に引っ張られたトレードを減らしていきましょう!
1時間を相場環境足にしている人は日足を4時間と置き換えて読んでみてください、どの時間足が環境足でも当てはまります○
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