こんにちは、takeruです。
FXで理論的な“勝てるテクニカル分析”や相場の流れがわかってるのに負ける人には特徴があります。
とにかく感情に流されてしまう人です。
せっかく勝てる法則やテクニカルを知っても、その法則を感情によって無視・ねじ曲げてしまうからうまくいかず、しまいにはこの法則は使えないかもしれない、と言う妄想まで抱くようになってしまう。
これだと勝てる分析方法や法則はすぐ手に届くところにあるのに、いつまで経っても新しいノウハウを探し続けることになります。
今日は感情に呑まれてしまう状態をどう改善していくか?をお伝えしていきます。
youtubeやスマホゲームや音楽、など他にやっていることを13分だけ全て一旦やめて集中して聞いてください。
感情トレードをしやすい人の特徴
時間に余裕のない人、お金を稼ごう稼ごうと強く意識している人は非常に感情トレードをしやすいです。
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そうです、ほぼ全ての人がFXでは感情トレードをしてしまいます。
もともと人間には「危機回避能力」と言う優れた能力があるためです。
これによって負ければ負けるほど負けを取り返そうとより強気に出たり、少し+になったらもう利益を確定して逃げたくなる。
これは「プロスペクト理論」と言う理論で既に解明されています。
理論的に知りたい方はこの理論を調べてみてください。
ここでは理論について多くは語りません。
感情トレードを制御するには?
身も蓋もないことを最初に言います。
感情を制御することはできません。
なぜなら、人間の危機回避能力であり本能だからです。
「本能=自動的に発動してしまう能力」と言うこと。
じゃあ無理じゃん。
いいえ、どこで感情が逆立つのかを理解することはできます。
理解ができれば、その瞬間に立ち会わなければいい。
これを続けていると、感情が逆立って早くエントリしたくなる、早く決済したくなると言う感情は引き続き出てきますが、結局自分の危機回避の本能は杞憂であり蓋を開けたら伸びている。
と言うことが、どんなに感情に揺さぶられやすい人でも100回も続けば
「あれ?こっちの方が正しい?100回やばいと思ったけど、結果全部やばくなかったな。つまり正しいってことか・・・」
と脳は辻褄を合わせるようになり、動物の本能「危機回避能力」はFXにおいてはあまり発動しなくなります。
これが「感情を制御する」ではなく『感情を理解する』と言うことです。
一切感情は制御していません。
不思議なもので感情は切り離そうとすればするほどより強い感情となって帰ってきます。
まるで「死後強まる念」のような存在です。。
だからこそ、理解して融合してあげることが重要です。
つまり、ただただ、トレードを続けていれば勝手に治ってくれるものではないと言うことです。
感情を理解し、融合するにはしっかりとしたトレーニングが必要!
これ無くして、たくさん知識を詰め込む・長くやり続ける・毎日見続けてもそうそう改善することはありません。
むしろより癖がついて改善することが大変になる人が多い。
ではどういったトレーニングを積めばいいのか?
エントリ早い病を克復する
私はアーリーエントリ(早いエントリ)略してアリエンと呼んでいます。
このアリエンが起きてしまうメカニズムを理解していきましょう。
アリエンは相場観がついてきて相場に優位性・期待値があるところが見えるようになってくると早く入らないとと焦りが生まれアリエンを引き起こします。
アーリーエントリはなぜ起こる?
- 4時間の獲物を認識する4時間で見える獲物が現れた
- 高値超えたらなんだっけ?次は1時間の二番底を確認する
- さらに早く入れないか検討15分足でさらにエントリを落とし込む
- 結果時間的にもテクニカル的にもアリエンをした結果
このように感情とは怖いもので、テクニカル的に稼げる場所・お金が増える場所がわかっているのにもかかわらず負けやすいトレードをしてしまいます。
わかっているからこそ
「俺は何やってんだ・・・!まだ早い、欧州以降にエントリした方がいいってわかってたのに・・・」
と、自分を責めて自分の相場分析に自信がなくなっていきどんどん悪循環に陥っていきます。
ではどうしたらよかったのでしょうか?
アーリーエントリは改善できるのか?
- 戦略①
あえて捨てる東京時間の欧州ペアは捨てる覚悟を持つ - 戦略②
下位足を封印15分足以下はあえて見ない - 戦略③
勝手にエントリしてもらう指値を使って極力チャート見ない - 結果4時間の優位性は1時間だけみてれば獲れる
当たり前のように聞こえるかもしれないが言うはやすし。
口で言うほど簡単に感情は振り払えない。
また、やるのであれば上記戦略をしっかりと一貫性を持ってやり切るトレーニングをする必要がある。
トレーニングなくして達成できるものなどない、知ったからできるわけではないことはあなたが一番知っているはずだ。
ちなみにこれら画像は全てリアルタイムの画像を使用している。
今後がどうなるか楽しみだ。
4時間の優位性とはなんなのか?はこちらの動画で確認してください。
また、上記解説したアーリーエントリを改善する方法を、私のオンラインコミュニティでさらに詳しく解説しているので興味がある方はぜひご活用ください○
利益を伸ばせない『ビビリ症』克服
次に、4時間の獲物は見えている、エントリもしっかり二番目を待つしちゃんとしている、エントリするまでは・・・
せっかくいいところでエントリしたのに、急に不安になり怖くなって決済してしまうビビリ症を見ていきましょう。
順調に伸びていたけど、レートが戻ってくることに耐えられず相場環境的にはまだ伸びるのにビビってしまう。
ビビリ症も性格や感情が大きく絡んできますが、誰にでも起こりえます。
もう決済しておいた方がいいんじゃない?もしかしたら次の瞬間マイナスになるかも?
と言う悪魔の囁きが不安にさせます。
これがプロスペクト理論です。
ビビリ症はなぜ起きる?なぜ利を伸ばせない?
- エントリまでの分析は完璧ちょっと戻ってくるだけで逃げたくなる
- もう高値超えないかも?至る所で決済したくなる
このようにエントリした後は色々な悪魔の囁きが襲ってくる。
これを回避するにはしっかりとした優位性のあるルールを作り一貫してそれを守り続けるトレーニングを積む必要がある。
ではどう言うルールを作ってトレーニングすればビビリ症が改善されていくのか?
ビビリ症は改善できるのか?
- 戦略①
15分ダウ崩れどんなに急反発しても常に15分ダウが崩れるまで持つ - 2時間後4時間の優位性は10時間コース
- 更に2時間後チャートは2時間おきにしか見ない
- 更に
3時間後既に9時間経過して時間は夜中の25:55 - AM8:00朝起きるとポジションはまだ生きていた!
- 欧州時間
テクニック日足の高値を超えてさらに欧州で伸びる可能性 - 結果欧州で一旦頑張ったが1時間ダウ崩れて決済
- 戦略②
半分法恐れが出ても決済は半分だけにしておく - 戦略③
金額表示消去一貫性がつくまでお金のことは気にしない - 戦略④
ロット数調整大金をかけるのは増やせる技術や自信がついてから
多くの人がFXで勝てない最大の理由がここにある。
いくら知識を詰め込んでも、この危機回避能力を理解して融合するトレーニングを積まなければしばらくは勝てていたとしてもいずれどこかで、、ドカン!と弾けて全財産を失うことになる。
まずは基本戦略として、明確な15分の安値ができてからSLを動かせるよう訓練していこう。
そのためには、チャートを見ていると悪魔の囁きがすぐ聞こえてくるから、「チャートを極力見ない」と言う戦略を取ってほしい。
あくまでも4時間に優位性があること前提の話だが、15分の明確な安値ができるには基本は8本以上のロウソク足が必要だ。
ロウソク足が8本できるには2時間はかかる、、と言うことがわかっているなら2時間は見なくていいということが根拠立てて理解できると思います。
そうやって、なるべく見ない訓練もしていくことで感情がざわめき出す瞬間を極力減らして行くことが可能です。
安値ができてきたら決済ラインを動かす、まだできてない、もう少しでできそう、であれば1時間後にまた見る、くらいのペースでいいと思います、アラームを入れておくといいです○
それが鳴るまでは何があっても見ない、兼業の方はバイブ設定でもいいです。
4時間の優位性のあるトレードだけを100トレードもして15mダウ崩れまで持ち続ける訓練をしていけば見ていても持ち続けられるようになります。
リアルチャートで4時間の優位性を100トレードするのは2年はかかってしまうので、リアルトレードと並行して過去検証も行ってみてください、1ヶ月で1000トレードは検証できるでしょう。
15分ダウ崩れにどれだけ優位性があるのかはこちらの動画で確認してください。
また、見える化オンラインコミュニティでは上記戦略を更に細かく過去検証している動画がありますので興味があればぜひご活用ください○
まとめ
FXはメンタルじゃない、メンタル鍛えてもしょうがない、などいろいろ言われますが、実際はメンタルケアが非常に重要になってくるのが裁量トレードです。
そのためにも、感情がざわめいてしまう状態を極力避けるためには一貫して15mダウ崩れで決済できる脳になるまでは「極力チャートを見ない」と言う戦略を取ることが効果的です。
環境認識ができているのにエントリが早く勝てない人は物理的にスマホやPCから離れる必要があります。
- エントリは指値を使う
- 15分足以下は見ない!
- 東京時間は完全に捨てる
エントリまではなんとか漕ぎ着けるが、その後がダメダメ。
ビビリ症が発症して利が延ばせない人も物理的に感情が動く瞬間から遠ざかる必要があります。
- どんなにリスクがあろうが関係なく、4時間の優位性があると判断して一度ポジションを持ったら15分ダウ崩れまでポジションを持ち続ける
- どんなに決済したくなっても、ダウが崩れていないなら半分決済、いや1/10でもいいから持ち続けたという実績を作って、伸ばした方がお得なんだ!という脳に変えていく
- 金額表示は絶対に見ない!
- 一貫性を獲得できるまでは低ロットあるいはデモトレードで修行を積み続ける
一回のトレードで一喜一憂することなく、一貫性のあるトレードを1年続けたときのことを考えながら淡々とテクニカル通りに続ける。
もちろん負ける時も出てくると思います、ですが一貫性が貫かれていればトータルでは必ず+になります。それが偏ってる、優位性があるということです。
またエントリした後はプロスペクト理論によって知能が猿並みに低下していますので、知能が低下した状態で出てきた考えは全て無視しエントリする前に立てたシナリオを遂行できるように訓練していきましょう!
またその時々の相場リスクも気になるとは思いますが、この「4時間の優位性」と「15分ダウ崩れ」の二つにリスク対処が含まれているので、恐れずに4時間の優位性のあるところは15分ダウ崩れまで持つ!という一貫したルールを貫いてほしいと思います○
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