実践ダウ理論① ダウだけでFXは勝てる!今まで理解できなかった人寄っといで

ダウ見える化
この記事は約10分で読めます。

こんにちは、Takeruです。

ダウ理論はめちゃくちゃ重要だけど、本当の意味で使えてる人は少ない・・・

誰もかれもがダウ理論ダウ理論と言ってるけど実際使おうとしたらなんか難しい・・・

それはほとんどの人がダウ理論の概念しか教えてないから。

概念だけで勝てたら苦労しない

『知ってる』から『使える』に変えていかなきゃ

ことトレードに関して言えば知ってるだけで勝てるわけじゃない、使えるようになって初めて勝てるんだよ。

つまりFXは技術職ってこと。

んじゃ、どうやって使うのか?

動画で見たい方はこちら↓

ダウ理論とは、みんなの売りと買いに基づいた統計である

ダウ理論は、約170年ほど前にダウジョーンズさんという人が提唱した理論。

概念だけでは使えないし、他に詳しく概念を説明している人がたくさんいるので簡単にお伝えしていきます。

ダウ理論6つの概念
  • 平均はすべての事象を織り込む

    経済情勢といったファンダメンタルズや予測不能な自然災害やテロなども市場に織り込み済みという考え方

    つまり経済のこと何にも知らなくてもチャートだけ見てれば勝てますよということ○

  • トレンドは3種類ある

    1.主要トレンド:1年~数年のサイクル。
    2.二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
    3.小トレンド :3週間未満のサイクル。

  • 主要トレンドは3段階からなる

    1.先行期:市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる”底値買い”をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。
    2.追随期:市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。
    3.利食い期   :専攻投資家が手仕舞いをし始めるポイント、初心者投資家などがメディアなどで高値更新!などをみて買いを入れ始める

    いわゆる【エリオット波動】のこと、トレンドは5つの波からできていて、高値を超えるとさらに高値を越すことを前提で動き出す

  • 4.平均は相互に確認されなければならない

    各ペアの相関のこと。
    ダウ理論はもともと株で提唱された理論なので工業用品が上がればそれを作るための、燃料や材料である”石油”が必要になるため原油が上がる・・・など、その対となるものがしっかり動いてるのが確認されることで値が動く根拠になり得るという考え方

    FXでいうところの、安全資産の円=ドル円のチャートが下がれば、円が買われたということだから、同じく安全資産のゴールド=ゴールドドルが上がって然るべきという相関の考え方のベースになる

  • トレンドは出来高でも確認されなければならない

    株には前相場・後相場があり、動く時間や株の発光数が決まっていることから大きく動くには取引の量も同じく確認される必要があるという考え方

    FXには明確な出来高=取引の大きさを示すようなもの・取引限界数などはない為FXではあまり重要ではない

  • トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

    安値を切り上げて高値を更新している限り上昇が継続していると捉えることができる、つまり安値を割って来るまでは上昇トレンドであると考えることができる

    ダウ理論の概念の中でこれが9割を占めるほど重要
    トレンド転換シグナル=安値を割らない限り、上昇トレンド中であると考え次も高値を越すことを前提で相場は動いていくと捉えられる

と、概念をつらつらと書きましたが、、、

正直どう実践に落とし込めばいいかよくわからないですよね?

ダウ理論を検索してもいまいちクリティカル=再現性がある情報が出てこないのは、この6つの概念が人によって解釈がずれてしまう為

上の概念はあくまで理論です。

理論はあくまでも考え方のベースというだけだから、ここから技術に昇華するには地道に大量に過去検証&実践トレードをして感性を磨いて

プロは相場をどう見ているのか?
どこで上昇すると思っているのか?
どこで損切りしたいと思っているのか?

を理解して同じ目線に持っていくほかない。

だけどダウ理論が約170年もの間、いまだに支持されているということは、相場の本質=これ以上分解できないところまでチャートの本質を表しているということ

ダウ理論が相場の値動きの9.5割を占めていると言っても過言ではないので、多くの勝ちトレーダーが実証済みのこの理論を安心して学んでください。

特に、、

1.平均は全ての事象を織り込む

3.主要トレンドは3段階からなる

6.トレンドは明確なトレンド転換シグナルが発生するまで継続する

この3つは非常に重要なのでさらに詳しく見える化していきます。

1.平均は全ての事象を織り込む

平均=価格

例えば、アメリカ経済が弱気になってきているな、、
と思っている人が増えてくれば、それは自然とチャートにあらわれる

頭のいい人たちが一生懸命考えて予想した結果がチャートに反映されていると考えると

「アメリカ経済がちょっと弱くなってきたから、一旦ドル手放した方がいいか」
「今は様子見で一旦安全な国の通貨、円やスイスフランを持っておこう」

と言うようにプロが先を見越して売り買いしているわけだから、
少し先の未来の傾向もすでに今のチャートに織り込まれてると言うこと。

北朝鮮がミサイルを発射したとしても、それはあくまでも一時的なものだから
短期間ではものすごく下げるかもしれないけど、結局元の方向に戻っていく

そう言った自然災害・突発的なものすらも過去、現在のチャートに織り込まれていく。

例えば下のこのドル円

USD/JPY 4時間足

これがダウ理論の一つ、平均は全てを織り込む

安値切り上げると言うことは下に行くだけのパワーがなかったと言うことでしょ?

じゃあどっちかと言うと上に行く可能性高いよね?

つまり、相場予想は頭のいい人たちがしてくれるから、世界経済のことは何も知らなくてもチャートだけ見てればその傾向がわかりますってこと。

テクニカル分析だけでFXは勝てると言うことです。

3.主要トレンドは3段階からなる

相場は先行期→追随期→利食い期の3つで上がったり下がったりしてるよと言う理論。

俗にエリオット波動と呼ばれています。

これは当たり前の話なんだけど、売ってる人はどこかで手仕舞いするよね?
決済しないと利益にならない、含み益は決済しないと幻だから、、

FXでは、売りを手仕舞いすると言うことは買うってことなんだよね。
買いを手仕舞いすると言うことは売るってことなんだよね。

つまり買ってくれる人がいなけりゃ売れないし、売ってくれる人がいなきゃ買えない。

まだ売り継続でしょ?
って人がいるから上がっても落とされる

買いたい!って人が多いから高値も越えて上昇するわけだけど、今まで下がってたものが上がって、高値も越えて上昇していくと言うことは

「あれ、これ買った方が良くね?」
って思う人が増えるし、今まで売ってた人がどんどん手仕舞いするよね?

「あっ、、、これ早く手放さないとやばいかも、マイナスになっちゃう」って

売ってた人が手仕舞いする=買うってことだからそれだけで上昇するわけ。

平均は全てを織り込む、、だったよね?
みんな手仕舞いするならその上昇に乗っかっていこうと新規の買い注文も待ち構えてるよね?

これが追随期であり、俗に言う

エリオット波動第3波

そして、ひとしきり上昇したら買ってた人たちはどこかで手仕舞いするよね?
利益を確定しないと含み益だけじゃ幻だから。

つまり売るってこと。

売ったら下がる。
多くの人がもう上がらないから手仕舞いしようと思えばさらに下がる。

平均は全てを織り込むんだよね?
と言うことは傾向としては下げが続くかもしれない。

みんな買いを手仕舞いして売ってくるなら、新規の売りも入ってくるよね?

とは言え、大きな流れでは上の傾向が強いわけだからそう簡単に下がらない

下がらないってことはまだ上昇継続なのか?
いやいやもう売りでしょ?

と、買い勢と売り勢が混在することで上にも下にも行きづらくなり、みんなの意思が統一されるまでまた調整局面に入る。

そして、みんなの意思が統一され始め、上昇再開だ!
ということでまた力強く上昇が続いていく

・・・
・・

そう、この一連の流れがエリオット波動であり、これが繰り返されることがダウ理論で言われる

『主要トレンドは3段階からなる』です。

FXは基本、人間の欲で動いてる

みんな勝ちたいと思ってるし、損したくないと思ってる

買ってる人がいればどこか良きところで利益確定したいし、

高値掴みしてしまった人は損をしたくないから早めに損切りして逃げる。

みんなが損切り、利益確定してくるってわかってるなら、その下に指値新規注文が入ってる

だから盛大に落ちる

相場は人間心理で動いていると知ることがダウ理論、チャートを理解する一番の近道

6.明確なトレンド転換シグナルが発生するまでトレンドは継続する

明確なトレンド転換、つまりはトレンドが終わる所どこなのさ?

という、みんなが諦めるポイントがチャートには存在します。

基本的には直近の高値超え、安値割れがそのトレンド転換シグナルに相当する。

高値を超えたら売ってた人はやばいと思い始める、みんな諦めると戻って来ないから手仕舞いしようかな?と考える人、手仕舞いしてしまう人が現れ始めて売ってる人が少なくなる。

なぜか?

ダウ理論では高値を超えて安値を切り上げ続けている限り上昇トレンド(上昇が続き易い状態)であるからです。

つまり高値を超えなくなった時点でトレンドが終わる気配が出始め安値を割ってくることで上昇トレンドが終わった可能性が高いと判断され、今まで買っていた人は

「もう上昇しないなら手仕舞いしよー」と考える人
「上昇終わったかもしれないから、ここで手放さないともう戻って来なくなるかも、、う〜ん。。」と手仕舞いを考え始める人

手仕舞いするのがわかってるなら
「みんな買いを諦めるってことはそれだけで下がるってことだよな、じゃあ売ってやろう!」と新規で売りを浴びせてくる人が現れるからより下がる。

USD/JPY 4時間足

今まで下落トレンドだったのが、売りたい人が弱気になって、手放し始め新規買いも入り買ってる人が多くなる、、

それって下落から上昇になった『トレンド転換』といいませんか?

だからこそ次は上昇が継続しやすそうだなと買い目線で待っていられる。

トレンド転換

相場は今まで売ってた人の損切り(利確でもある)と

みんな諦めるなら買うぜ!という新規の注文で成り立ってるということを忘れてはいけないということ。

損切りが入ってる所がわかればその逆側に新規の注文が入ってる。

つまり注文が集中している、『売り』『買い』どちらかに偏ってるか?という場所がわかるということです。

それがわかればFX簡単でしょ?

みんな諦めるところでエントリすればいいだけだから。

これがダウ理論です。

これを全ての足で当てはめられるようになれば今相場がどっちに行きたいと思っているのかは簡単に導き出せますよね?

これはマルチタイムフレーム分析といいますが、今話すと混乱するのでまた別の機会にお話ししたいと思います。

とにかく今は単一時間足だけで売りに継続し易いのか?買いに継続し易いのかを完璧に把握できるように相場観を鍛えてみましょう○

戻り高値・押し安値という決定的なトレンド転換を判断する方法もありますが、今話すと混乱する可能性が高いのでまた別の機会にお話ししたいと思います。

まとめ

ダウ理論には6つの概念がある

  • 平均は全ての事象を織り込む
  • トレンドは3種類ある
  • 主要トレンドは3段階からなる
  • 平均は相互に確認されなければならない
  • トレンドは出来高でも確認されなければならない
  • 明確なトレンド転換シグナルが出るまでトレンドは継続する

中でも大事なのは、赤文字の3つ!

相場は損切りと新規注文で出来ていて、みんな諦めないから下がらないし、みんな諦めるから下がる。

理論だけではどうしても人によって解釈に違いが生まれ実践に落とし込んで技術に転換できない人が出てきます。

だからこそ、みんながどう動くのか注文の集中する場所を意識してダウ理論をベースに実際のチャートで考えてみてください○

動画の方が文字よりも感覚的に理解し易いと思いますのでチェックしてみてください○
あなたのチャートの見方をより良い方向へ変える確信があります!ぜひ!

動画で見たい方はこちら↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました