調整波を理解してトレンドの始まりを見抜く考え方

ダウ見える化
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こんにちは、takeruです。

今回はエリオット波動調整波について、そこまで気にするものでもないですが波の始まりの最初を理解すると言う意味で少し考察してみましょう○

エリオット波動

エリオット波動=いわゆる相場の勢いを示す理論でしたね。
いまいちエリオットを当てはめられない方はこちらの記事をご覧ください。

ダウ理論とは?

ダウ理論とは、FX統計理論と置き換えても差し支えないでしょう。

その中で明らかに勢いが弱まって伸びづらくなってくるところが統計上で出ています。

それがエリオットの5波目です。
5波目がくると次は今まで出ていたトレンドが一旦終わりを迎えることが多くなります。
そしてトレンド転換する前に調整波が起こることがある。

『ここからが調整波』

一つ例を挙げると→

下落していたトレンドが明らかにどこよりも伸びた追随期=3波目と認識できれば、次は伸びづらい5波が来ると初めから待ち構えておくことができます。

そして実際に伸びなくなったのをみて「やっぱり5波だったな」と確定するわけです。

その後の流れが重要で、経済情勢の何らかの理由でいきなり買いが強くなることがあります。
その際はABC波という調整波=グダグダした横横期間が訪れずにいきなり高値を超えてくることがあります。

この時はABCの調整波が起こらずに最初の上昇が1波目=先行期に取り変わられ、すぐに上昇トレンドが2・3波と開始します。

このパターンは『戻り高値超えスタート』になることが多いです。

調整波が起こらずに転換するパターン

逆に明らかに5波目も終わったのに、経済情勢の何らかの理由で特に買う理由もないときは、「上がんないなぁ、じゃあまだ下がるんじゃないか?」

と相場には認識されダラダラ上昇したり、高値は超えないけど安値も割らない、割ってもちょっとしか割らない、ボックス相場という微妙な状態になります。

このことを調整波と私は認識しています。

相場の気持ちを言葉にすると・・・

「まだ上がるんでしょ?いや、でももう明らかに5波終わってるしなぁ。 でも上昇トレンド中だし売る理由ないし、、もう一回上試してみるか・・・ やっぱり高値は越せないなぁ。。でも売る理由もないんだよなぁ・・・」

という状況でしょうか?

これは上位足の状況が明らかな上昇トレンドが出ていることが多いです、だからなかなか下がらない。

調整波が起こってからトレンド転換するパターン
調整波から転換しないパターン

このなかなか動きづらいという期間が最初からわかっているというのがミソです。
わかっているのであればどう動くのかは未来のことだからわからないけど、負けやすいエリアだから手を出さなければいいということです。

【※注意※】
注意したいのは、調整波を経て必ず方向が変わるわけではないということです。

ひとしきり上昇したから一旦手仕舞い入るだろうなぁ、と思う人が多いから伸びなくなるだけで、売る理由もないから下がらない、だから上も行かないし下も行かないという調整局面に入ってるわけで、結局何度も上も下も試した結果、上位足の押し目になって再度上昇していくということはよくあります。

大事なのは数値や形にとらわれるのではなく、もう終わりそうな局面だもんなぁ→だからここからは売りも買いもできないな→終わったら転換した最初の下落を狙えるし、調整に入ってしまったらどっちか決着つくまで待とう。

という、『手を出さない方がいいエリア、獲物がくるかもしれないエリアが明確に分けられる』ということが重要です。

そこに他テクニカルや、マルチタイムフレームを入れれば本当にそこに優位性があるのかがより見えてくるはずです○

【結論!】

調整波とは明らかに5波目がわかってる状態にも関わらず、何らかの経済情勢的な理由で特に売る理由もない時に起こりやすいそのため上も下も行かなくなる

いかがでしょうか?

調整波を理解できた方は👍で教えてください○

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