押し安値、戻り高値を気にしすぎてエントリーできない病を克服する

MTF分析
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こんにちは!takeruです。

今日はトレンド転換の目安に必要な、『押し安値』『戻り高値』に意識を集中してしまい、取れるところも取り逃してしまう。。

そういったことをなくす考え方を見える化していきたいと思います。

この考え方をインストールすることで、トレンド転換がこれから起こりそうというところからいち早くエントリーできるようになります

それではいきましょう!

動画で見たい方はこちら↓

トレンド転換のおさらい

トレンドの転換とは押し安値、戻り高値を基準に考えるんでしたよね?

押し安値を割ると、途端に投資家の持っているポジションの総数が売りに偏るため、上がっても下がる状態になりやすく、安値も割って売りが継続しやすい状態になります。

必ず理論的にトレンド転換してから大きく動くわけじゃない

戻り高値・押し安値をからめたトレンド転換をしたあとは戻り売り、押し目買いが非常に起こりやすくなっているのはあなたもお分かりだと思います。

ですが、理論的なトレンド転換が起こる前にズドンと落ちてその後に戻り目を築かないこともよくありますよね?

その時は、とり逃した〜!!

と思いますよね^^;

下記は直近のドル円のチャートです。

USD/JPY 1時間足

1時間では押し安値は赤のラインになりますからここを割れば売りが継続しやすい下落トレンドに転換します。

USD/JPY 4時間足

ですが、4時間足では押し安値は遥か下にあり上昇トレンド継続中です。

つまり、押し安値・戻り高値は理論的なトレンド転換点であって

実際はみんながトレンド転換したよね
と思えば1時間トレーダーも、4時間トレーダーも資金を入れて来ますから動くのは必然なんですね。

注文の集中を意識する

では、みんながトレンド転換したよね
と思うのは一体どういう時なのか考えていきます。

USD/JPY 4時間足
  • 日足
    非常に上値が重い

    日足では安値切り上げ高値更新したといっても戻り高値までは超えられずに上値も抑えられやすい状態になっている

  • 4時間足
    4時間では勢いがなくなってきた

    日足の上値が重いエリアで4時間ではダブルトップというわかりやすい、上に行かない形になり、ネックラインも割り高値も切り下げてきた

  • 1時間足
    押し安値で首の皮一枚

    1時間では見るまでもなく高値を切り下げて押し安値でギリギリ下げ止まっている状態

  • 結論
    4時間の押し安値は割っていない

    押し安値は割っていないが、上値が重いところでダブルトップになりネックラインも割って高値も切り下げてくれば、4時間足ももう上昇は終わりかな?と思ってもおかしくない状況

どうでしょうか?
こうやって考えると4時間でも売りたくなる状況にあるのが見えて来ませんか?

さらに付け加えると、4時間の移動平均線をレートが割り込み頭を抑えられて戻り売りが築かれています

そして、前回大きく下げたブレイクラインに対して少し抜けてはいますがレジサポ反転もしていますよね?

こうなればもう上に上がらないという岩が見えてきます。

であればどこまで下がるかは未来の話なのでわかりませんが、上昇しないのであればとりあえずポジションを置いておくのも難しい話ではないですよね?

注意点としては、理論的なトレンド転換に逆らってエントリすると、前回の高安値でことごとく止まりやすくなるので、伸ばしすぎには注意!

まとめ

戻り高値・押し安値を割った後の押し目戻り目であれば鉄板のエントリーポイントになりますが、

戻り高値・押し安値を割っていなくても相場がもう上に行きたくないと思えば簡単に下がって来ます

前者は理論的なトレンド転換なので誰もが意識できるポイントであり大きく伸びやすく取りやすいポイントになります。

後者であれば、ある程度相場観がないと判断できず、判断できたとしても、

まだ押し安値割ってないしなぁ・・・とか
すぐ下にラインがあるからそこで止められるかも・・・

なんて考えてエントリを躊躇してしまいがちです。

大事なのはみんながどう見ているか?これに尽きます。

ダウと移動平均線を使ってレートの強弱を見ることでそれが見えて来ます。

押し安値戻り高値だけに囚われず、伸びるところを根こそぎ取りにいきましょう!

それでは今日も良い投資ライフを!

コメント

  1. aida より:

    すいません、「トレンドを気にしすぎてエントリーできない病を克服する」という動画を見たいのですが、どうしたら見れますか?

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