高値超え前に『トレンド転換の前兆』を捉える考え方

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こんにちはtakeruです○

今日は勝手に添削シリーズと題して、生徒さんのトレードを勝手に添削していきたいと思います^^

かなり重要なポイントだなと感じたものをたまに勝手に添削します笑

今回のポイントは拡散から収縮を狙いにいったトレードで、一段上の相場観を磨きたい方には特に参考になるかと思います。

勝手に添削シリーズ:11/16 カナダ円

お題はカナダ円。

入る前から伸びづらいとわかっていたので深追いしなくて正解でしたが、タケル先生が口すっぱく言われている条件を満たしていなかったら、これだけキレイな攻防ラインができても伸びないという教訓を実体験できました。

①4時間で見えるほどではなかった。
②4時間足、1時間足ともに直近高値を超えていなかった。
(ダウカウントでは下落)

したがって、見える化流ではエントリーすべきポイントではなかった。

メンバー限定掲示板より抜粋

下記画像の相場環境で買って、利益が出たけどあまり良いトレードではなかったと振り返っています。

CAD/JPY 15分足

ですが個人的には悪くないトレードだと思います👍
なぜなら私もエントリしてるからです○

私の見解

まずは相場環境から見ていきましょう。

CAD/JPY 4時間足

4時間ではかなり伸びているとは言え明確にダウは崩れていなく下落トレンド中。

とは言え相場セオリーでは5波が終わった後で、しかも日足の抵抗に対して反発されやすいエリアでもあります。

CAD/JPY 1時間足

1時間足で見ると明らかにトレンド転換して上昇トレンドに入っています。
(生徒さんは1時間は下落と表現していたのでここの考え方を修正する必要があるかと思います)

そして4時間で見える減速トレンドラインも上抜けてリターンムーブ、1時間のトレンドラインに対しても3点目が効いています。

いつもお伝えしていますが、伸びるかどうかではなく、下が止まってるかどうかが重要でしたよね?

であれば画像の通り止まっている示唆がてんこ盛りです。

1時間ではすでに高値を超えて押しをつけてトレンドが出ているので高値越えを気にする必要がなくなりますね。

CAD/JPY 15時間足見出し

セオリーに沿っていくと、15mはダウが崩れて一度上昇が終わっています。

ですが上位足である1時間足は下がっても買われるエリアである以上トレンドフォローをするならここでは売りません。

1時間ではすでに高値を超えているため15分の高値を越えれば15分の下落が終わった=1時間の押し目買いがスタートするということになります。

つまりエントリするならば黄色の高値超えが正解となります。

今回はあえなく下落してしまいましたが1h高値を超えていれば移動平均線も綺麗にパーフェクトオーダーになっていましたね○

リスク把握

リスクとしては

4時間
・4時間で見えるくらい安値を切り上げていないこと、
・まだダウが崩れておらず4時間がついてくるとは限らないこと
・勢いで言うとA波の可能性があること

1時間
・勢い的には5波エリアであること=高値を超えないかもしれない

15分
逆側から一気にブレイクしたこと

リスクとしてはこのくらいでしょうか?

つまり結構リスクがある状態です。
ですがそろそろ4時間が手仕舞いしてきてもおかしくないと言う意思が見えるところでもあります。

このリスクがわかっていればちょっとチャレンジしてみる、と言うのはありだと思います。

ちなみに私は。

CAD/JPY 5分足

逆側から一気にくるのは嫌いだといつも話していますが、5mで安値切り上げを見せたのでブレイクで15分下落が終わると見てエントリ。

その後、1h攻防ラインは超えたものの1時間高値を超えてこず明らかに強い売りが入ってきたため5分でもダウとは認識するか微妙ですが元々リスクが高いところだとわかっていたため早めに決済。+5pips

まとめ

私がいつもお伝えしている4時間で明確に見えるトレードではないし、4時間では調整波で動きづらいとわかっているところでもあるため全然手を出す必要も気づける必要もないところです。

ですが、リスクをしっかりと把握していれば今回は急落してしまいましたが、抜ける時もあるんですね。

4時間の鉄板ポイントの認識率が7・8割を超えているのであればこう言う転換点付近の優位性にも気づいてくるのではないかと思います。

基本的には伸びたところからの手仕舞いを狙っていくトレードは、トレンドフォローとは別物のトレードになるし、反発する・みんな手仕舞いしてくるピンポイントの場所が分かりづらく難しいし何度も損切りにあう可能性が高くなる為エントリする必要はないですが、この方は「入る前から伸びづらいとわかっていた」とおっしゃっていますので4時間がまだ下落トレンド中といえど、日足節目に対して5波も終わり二番底になり4時間でも手仕舞いが入り、トレンド転換の可能性がある優位性にかけると言うのも、リスクのあるエリアだとわかっていること前提であればエントリも可能です。

ぜひ高値を超える前の前兆を捉えて抜けたらラッキー抜けなかったら手仕舞いができる、もう一つ上の相場勘を鍛えたいと言う方は、エリオットの勢いを理解して反発しやすいところ、抜けやすいところをマスターしてみてください○

なお、この記事に対してのコメントには返信できませんので予めご了承ください。
メンバー投稿のコメント欄をご活用ください○

PS:自分のトレードの答え合わせをしたいという方はぜひ下記リンクからメンバーシップをご活用ください○
一緒に基礎力を鍛えていきましょう💪

コメント

  1. かか より:

    タケル先生に自分のトレードを添削していただけるなんて感激です!!!
    しかも手間をかけて丁寧に解説してくださり、とても勉強になりました。
    ありがとうございました。

    ここで言及されているリスクについては、感覚的に感じていたものの、言語化して説明できるほどではなかったです。
    これを拝読して「そうそう!それが言いたかったんですよ!」と心の中で叫んでいました(笑)

    本件で、トレードの分析を感覚的なものではなく言語化して説明するということは、単に獲物を見つけて捕らえる以上に高度だということが理解できました。
    (自分のトレードを言語化し、その根拠を説明できるようにならないと、安定して勝つことはできない。)

    また、メンバーの方々とトレードについて議論し合うことは、その説明能力を向上させる最も効率的な学習方法である(=トレードの成長速度が速くなる)ということも改めて理解しました。

    今後もメンバーの諸先輩方と切磋琢磨してFXで稼げるようになりたいと思います。
    ありがとうございました!

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