FXはあくまで伸びるかどうかは結果論
優位性があると感じたのであればチャレンジすることが重要です。
その結果として何百回もトレードをすると勝率○%で損益率○:○という『結果』 が見えてくるに過ぎません。
逆にいうとそれが見えてくることで、このトレードを続ければ資金が増えるんだ!という確証と自信に繋がります。
これは非常にもどかしいのですが最初にこの確証を得るのは不可能に近いです。
どれだけ私が「勝率70%損益率1:2のスタイルです」
と言っても自身で体験せねば自信を持ってそれに継続して臨むことは難しいんですね。
なのでトレードノートをつけたり、ブログや動画などでアウトプットをして、自分ごとにし実践して欲しい、バッターボックスに 立ち続けて欲しいとお伝えしているわけです。
極論すると一回のトレードがマイナスになったかプラスになったかどうかは関係なく
『優位性のあるところでトレードできた』
という行動が重要になってくるんですね。
これを『期待値を取った』
という考え方になるのですが、この期待値の考え方は多くの方に理解されづらい傾向にあります。
というのが期待値の考え方です。
つまり、今回勝とうが負けようがそれは『関係ない』ということです。
例えば私の4時間の押し戻しを狙うトレンドフォローのスタイルであれば
・10年で勝利は70%程度
・損益率は1:2強で
・平均損失が20pipsに対して
・平均獲得が40pipsですので
・10回のうち7回平均40pips勝ち
・10回のうち3回平均20pipsの負け
と長年のデータでわかっているわけです。
つまり、私のスタイルで一貫して10回のトレードを行うと
勝ち平均が280pips 負け平均が60pips=いくらですか?
そう平均で220pips勝てることになります。
一回平均22pipsの価値があると言うことです。
これが期待値という考え方です。
もちろん10回では試行回数が足りないためどうしても結果はブレてしまいますがこれを1万回やったとしたらどうでしょう?
計算通りの数値に収束する可能性は非常に高くなると思います。
だから、一回のトレードで勝つかどうかは関係なく、優位性のあることがわかっているのであれば、価値がある所で勝負し続ける、バッターボックスに立ち続ける、という度胸と継続性が必要というわけです。
どうしてもFXに勝率100%というものは存在しません。
(逆にそういう輩がいたら十中八九詐欺だと 思った方が良いでしょうね)
ですから、10回中3回4回負けることは織り込み済みでトレードをすることが重要になってくるわけです。
この期待値という考え方を腑に落とせると
「今日は鉄板のポイントでエントリして 負けてしまったけど、バッターボックスに立って 22pipsの期待値をとることができたぞ!」
と自信を持てる様になってきます。
ぜひこの考え方をマスターして トレードに役立てていただければと思います○
PS:本編では長くなるのであえて言いませんでしたが、一回の内容だけでいうと100pips取れることもあれば 30pips負けることもありますからね?
あくまでも長期試行回数における平均値という考え方がこの期待値を考える上でのミソです。
ちなみに下記画像はメンバーさんが、2013年〜2022年までの過去10年分の4時間の優位性を検証してくださった結果です。
12ペア120年分の検証をして下さっていまして、素晴らしい研究熱だと感心させられました!
メンバー掲示板ではこう言ったデータも見られますので、興味のある方はぜひご活用ください👍
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