こんにちは!takeruです。
相場状況的にはおいしいポイントだったのに、あまり伸びずに一旦大きく戻して含み損をしばらく抱えてストレスを耐え切った後に伸びた。
もしくは含み損ストレスに耐えられずに決済した後に伸びた・・・
という経験ありませんか?
今日は、含み損ストレスに悩まされやすい、レートの非収縮リスクを見える化していきます!
これによって、エントリ後に長期間の含み損が発生しづらいポイントを見抜いて、ビビリ決済や含み損でハゲ散らかしそうなストレスを減らすことが可能になります。
それではいきましょう!
レートの非収縮リスク??
レートの非収縮とは、まさにレートが収縮しているかどうかです。
レートは拡張、つまり値幅がある状態で持ち合っているときにはまだ買いと売りの激しい攻防が行われています。
上のチャートはEUR/USDの1時間足です。
この赤のラインからエントリをすると少しだけ頭が出てすぐ引っ込んでしまいました。
でも損切りは直近高値に置いているので決済はされずなんとか耐えて、含み損期間が長くヤキモキしながらも最終的にはプラスになったポイントだと思います。
相場環境的にはエントリしたくなるポイントですが、ここにはレートの非収縮リスクが潜んでいます。
15分足に目線を落としてみましょう。
1時間では高値も切り下げて下値も揃っているため、抜ければ損切りを巻き込んで下落しそうですが、よく見ると上下に値幅が広いことに気が付きませんか?
赤ラインからエントリした場合、損切り幅が40pipsもあります。
15分エントリの損切り幅としてはリスクを取りすぎている値幅です。
その後も上下を繰り返しているのが分かりますよね?
これは、売りと買いの殴り合いがまだ終わっていないことを意味します。
ですので、下がったと思ったら騙しにあって逆行、でも売りが若干優勢であるから損切りには到達しないけど、かなりの長時間その攻防に巻き込まれることになります。
売りと買いの攻防の終わりまで待つ
この戦争に巻き込まれないためには
売りと買いの攻防の終わりまで待つ!
これが非常に効果的です。
赤ラインで入ると攻防に巻き込まれて、長い間含み損を抱えるリスクが高まり、もしかすると嫌気がさして途中で損切りしてその後伸びて悔しい思いをする可能性もあります。
なので、レートの収縮が起きていないところであれば、エントリは見送るか、リスクを承知でロット数を落として入るのが無難です。
青ラインまで待つと、その手前まではずーっと同じくらいの値幅で上下していたのが、レートが収縮して上下幅が今までの半分になってきましたよね?
これが売りと買いの攻防に、ついに決着がつきそうな予兆となります。
青ラインからのエントリであれば、損切り幅も狭く(14pips)結果すんなり下落することとなりました。
この場合のリスクはレートの非収縮リスクだけではありませんが
このリスクを把握していると、トレードストレスがかなり軽減されます。
レートの非収縮リスク集
参考に、いくつか例を挙げて終わりにしたいと思います。
ユーロ円のケース
4時間でも高値を切り下げ、1時間でもどんどん高値を切り下げている、売り優勢のポイント
15分足で見ると、赤ラインのポイントは、上下に値幅が広くまだ売りと買いの攻防が終息していない。
しかし、青ラインのポイントまで待つと、レートも収束し攻防に決着がついた予兆が現れて損切りも狭く、結果含み損を抱えることなく下落しました。
ドルカナダのケース
700pips下がっていた局面、4時間レベルでダブルボトムになり下げ止まりの兆候がついに見え、手仕舞い上昇の予兆が出ているポイント。
15分で見ると、赤ラインのポイントは4時間ダブルボトムの底になるため高値越えで買いたくなるが、損切り幅は52pipsとかなり広い。
その前のレートを見ると、まだ売りと買いの攻防が終息している予兆は感じられない。
その後、青ラインまで待っていれば、レートが収縮し損切り幅も狭く、結果含み損を抱えることなく上昇していった。
まとめ
レートの非収縮リスクはかなりトレードに影響してくることが分かったのではないでしょうか?
基本的には、損切り幅が広かったり、レートが幅広で上下を繰り返しているところは売りと買いの攻防がまだ盛んに行われている可能性が高いとみた方がいいでしょう。
そういったところは基本的にかなりのリスクをともないますので、収縮するまで待つ!
を心がけることをオススメします^^
それでは今日も良い投資ライフを!
コメント